
茅の輪守・人形(ひとがた)の頒布について
6月より茅の輪守と人形(ひとがた)を頒布いたします。
■茅の輪守・人形(ひとがた)頒布期間:6月1日〜7月31まで
■茅の輪守について
日本神話の中で、ヤマタノオロチを倒した素盞鳴尊が旅をしている途中、蘇民将来、巨旦将来という兄弟のところで宿を求めたところ、弟の巨旦将来は裕福であったにもかかわらず宿泊を拒んだのに対し、兄の蘇民将来は貧しいながらも喜んで厚くもてなしました。
その数年後、再び蘇民将来のもとを訪ねた素盞鳴尊は「もし悪い病気が流行ることがあった時には、茅で輪を作り腰につければ病気にかからない」と教えられました。そして疫病が流行したときに巨旦将来の家族は病に倒れましたが、蘇民将来とその家族は茅の輪で助かったというのです。
この神話が元となり茅の輪守が広がり、江戸時代には関東を中心に大きな茅の輪をくぐるということが主流となりました。
家人たちが病気にかからず、暑い夏を過ごせるよう茅の輪守を玄関先におまつりしましょう。
■人形(ひとがた)について
紙の人形に名前を書き、書いた名前の人の身代わりとなるもの。
その意味は日々の生活の中で、知らず知らずのうちに心身についた罪ケガレをこの人形に託して祓い清め、無病息災をお祈りするものです。

